目の上のたるみ取りについて
目の上のたるみの原因
年齢とともに気になってくる目の上のたるみ。その多くの原因は、「加齢」によるものです。まぶたの皮膚は体の中で一番薄く、0.6mmほどしかないのですが、若いうちは水分もハリもあり引き締まっているため、パッチリと目が大きく開くことができます。
ところが年齢を重ねるにつれ、まぶたの皮膚はコラーゲンや水分が徐々に失われ、ハリが無くなり薄く伸びてきます。伸びて重力に耐えにくくなった上まぶたは皮下脂肪とともに目の上に重たくかぶさってくるため、実年齢よりも老けて見えたり、以前よりも二重の幅が狭くなったり、目が小さく視界が狭く感じられたり、疲れた印象を与えるようになります。
目の上のたるみは体調不良や額のシワの原因になることも
また、目の上のたるみは見た目の問題だけでなく、頭痛や肩こり・首こりを引き起こすこともあります。まぶたがたるみ目にかぶってくると、人間は視界を広げよう(目を開こう)として、無意識にまぶたの筋肉、ミュラー筋を使います。
ミュラー筋が酷使されると、眼精疲労、頭痛・首や肩のコリが引き起こされ、場合によっては深刻な体調不良となる場合もあります。また、無意識に眉毛を上げて目を開こうとする場合もあり、額にシワができてしまうことも。
顔のパーツのなかでも、目は加齢の影響が非常に出やすい部分。目の周りの筋肉が衰え、皮膚がハリを失うことによってできるたるみは、たとえメイクをしても、なかなかカバーできません。余分な皮膚を取り除くことで、若々しい表情を取り戻すことができます。
単なる目の上の皮膚たるみと眼瞼下垂の違いについて
眼瞼下垂とは
主にまぶたの皮膚がたるみ、目にかぶって開きにくくなる症状である目の上のたるみとは区別される症状に、眼瞼下垂があります。
眼瞼下垂とは、まぶたの皮膚がたるんでいない場合でも、目を開けるために使われる眼瞼挙筋という筋肉の働きが弱まり伸びてしまい、目を開こうとしても開きにくく、常にまぶたが下がった状態になる症状です。
加齢により、上まぶたの皮膚のたるみと眼瞼下垂の症状が合併する場合もあります。
眼瞼下垂と単純なまぶたのたるみを判別する方法として、目をめいっぱい大きく見開いてみた時に、上まぶたの際から黒目の上部にある白目が見えない場合は眼瞼下垂の疑いがあります。
眼瞼下垂の原因
眼瞼下垂の原因は加齢の他に先天的な場合は、若い方でも現れます。また、コンタクトレンズの着用や緑内障などの手術、目を擦るクセなどの外的要因でも起きる場合があります。
眼瞼下垂の場合には、通常の上眼瞼切除法ではなく、眼瞼下垂に対応する手術が必要となります。
目の上のたるみ取りにご興味のある方は
目の上のたるみ取りはこんな方にオススメ
- 上まぶたのたるみによって実年齢より老けて見られる方
- 若い時と比べ二重の幅が狭くなってきた方
- 加齢とともに目が小さくなった感じがする方
- 上まぶたがかぶって視界が悪く感じられる方
- 目に力を入れ見開くクセがつき、頭痛や首・肩などの凝り、額にシワができてしまった方
- 目の上のたるみ取りと同時に二重にしたい方
目の上のたるみ取りにご興味のある方は
目の上のたるみを取るためには
上まぶたの皮膚のたるみには、マッサージなどのセルフケアは逆効果の場合も
目元は顔のパーツのなかでも大変印象が強く、それだけに加齢の影響が非常に目立ちやすいといえます。
少しでも改善したいとマッサージやツボ押しなどのセルフケアを試みる方もいますが、実は逆効果になることもあるので注意が必要です。まぶたのマッサージやツボ押し、温熱ケアなどは、まぶたのむくみには多少効果はありますが、皮膚のたるみに対しては残念ながらほとんど効果は得られません。
むしろ、ただでさえ薄く脆くなっているまぶたに強い刺激を与えるようなセルフケアやマッサージをおこなってしまうと、かえってまぶたに炎症が起き、皮膚を更に伸ばしてしまうなど、たるみを悪化させてしまう場合もあります。
上まぶたのたるみ取りは美容外科で適切な治療を受けることが改善の近道
結論として、目の上のたるみを取りたい場合は、美容外科・形成外科で症状の段階に応じた適切な治療や手術を受けることがより早く改善できる近道となります。
銀座美容外科クリニックでは、銀座院・池袋院・新宿院の全院において、まぶたのたるみの原因や状態・段階を見極め、患者様のご要望を最大限取り入れながら、満足度を重視した目の下のたるみ取り治療に取り組んでおります。
カウンセリングにてしっかりとご相談・診察をさせていただき、適切に治療法のご提案をいたしますので、是非お気軽にご予約・ご来院ください。
目の上のたるみ取りにご興味のある方は
目の上のたるみ 施術方法
目の上のたるみ取りは、上眼瞼切除法という患者さまの要望に応じて上まぶたを覆う、伸びてしまった皮膚及び、その下にある筋肉を取り除き縫合する治療を行います。
さらに、上まぶたの脂肪が多い患者さまは、同時に脂肪を除去しすっきりとした瞼に整えることも出来ます。
目の上のたるみの原因を医師が診察し、上まぶたの皮膚切除あるいは脂肪切除・などから患者さまの御希望も伺いながら最適な施術方法をご提案します。
※二重まぶたにしたいご希望がございましたら、同時に施術を行います。
上眼瞼切除法には2つのアプローチ方法があります。
上眼瞼切除法は、二重のライン上を切開し、過剰な皮膚、脂肪、ケースによっては眼輪筋を除去する【まぶた切開法】と、眉毛の下のラインを切開し、目の印象をあまり変えずにたるみを取る【眉毛下切開法】の2つのアプローチ方法があります。手術痕については、経過とともに目立たなくなっていきますが、そもそも二重のラインや眉毛に隠れてしまうので、目立ちにくいのが特徴です。
どちらの方法が良いかは、目の上のたるみの状態を医師が診察し、患者さまの御希望をお伺いした後、より適しているアプローチ方法をご案内させていただきます。
まぶた切開法<二重ライン・瞼の際からのアプローチ>
こんな方におすすめ
- 元々が二重まぶたで、たるみ取りと同時にくっきりとした二重を希望される方
- 元々が一重まぶたで、たるみ取りと同時に二重まぶたにしたい方
- 一重まぶたは変えず、瞼のたるみだけを取りたい方
まず一つ目のアプローチは、たるみ取りと同時に元々の二重をよりはっきりとさせたい方、または二重の幅を変更したい方に適した方法です。切除後をキレイに縫い合わせることでたるみの無い、若々しくはっきりとした二重の目元になります。
上眼瞼のたるみを切除するための切開ラインがそのまま二重ラインになりますので、今までの二重を活かすことも、新しい二重ラインを作ることも可能です。尚、一重のままで良い方の場合は上まぶたのまつ毛ギリギリのところでたるみを切除し、縫合を行います。上まぶたのまつ毛ギリギリの皮膚は厚みが薄いので、ダウンタイムも短く、きれいな仕上がりが期待できます。二重にした場合には、スッキリとした華やかな二重になります。
二重ラインを作る場合には二重のラインが切開ラインそのものとなりますので、傷跡が目立ちにくいのが特徴です。一重を保ったまま、目の上のたるみを取りたい場合には、まつ毛の際を切開し、余分な皮膚などを切除して縫合します。
眉毛下切開法<眉毛の下の皮膚を切除するアプローチ>
二つ目のアプローチは、眉毛の下のまぶたの余分な皮膚・脂肪を除去する方法です。目の形を変えずにたるみだけを取りたい方に適したアプローチ方法です。
眉の下で切開し、余分な皮膚や脂肪を除去して皮膚を引き上げながら縫い合わせていきます。そうすることで、元々の二重や一重まぶたの印象をあまり大きく変えることなくたるみを除去し、若々しい目に仕上げることができます。傷跡は眉毛の下のラインに沿うため、目立ちにくいのが特徴です。
目の上のたるみ取りにご興味のある方は
目の上のたるみ取り 症例写真
施術前
施術後
施術名
上眼瞼切除法
施術の説明
上眼瞼の伸びてしまった皮膚を取り除き、目の上のたるみを改善する治療。症状によっては脂肪除去、眼輪筋の除去を併用することもある。切開は二重ライン上か眉毛下の2通りの術式があります。
リスク・副作用について
痛みや強めの腫れ(個人差有)・むくみ・内出血・ごろつき感・目や眼瞼の充血・ひきつれ感・違和感が出ることがありますが、時間経過とともにほぼ消失します。二重の形状・幅の左右差を感じる場合がある(特に片方ずつ別日で手術をした場合)。しばらく傷跡に赤みが出ることがありますが、時間経過とともに他の皮膚とほとんど馴染み目立たなくなってきます。
施術料金
■上眼瞼切除法:330,000円
麻酔代は種類に応じて別途かかります。
主観的・客観的な観点による効果の満足度やかかる回数、リスクと副作用の出現の有無・頻度・程度・期間等には個人差がございます。
目の上のたるみ取りにご興味のある方は
目の上のたるみ取り 施術表
治療時間 | 1時間~1時間半程度(術式により異なります。) |
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治療後の通院 | 術後、約1週間後に抜糸 |
麻酔 | 局所麻酔 |
痛み・腫れ・リスクと副作用について | 痛み・強めの腫れ(個人差有)・むくみ・内出血・ごろつき感・眼瞼の充血・ひきつれ感・まぶたの違和感が出ることがありますが、時間経過とともにほぼ消失します。二重の形状・幅の左右差を感じる場合がある(特に片方ずつ別日で手術をした場合)。 ※主観的・客観的な観点による効果の満足度、リスクと副作用の出現の有無・頻度・程度・期間等には個人差がございます。 |
メイク・洗顔・入浴 | メイク…抜糸後より可(患部以外は当日から可) 洗顔…当日より可 入浴…翌日より可 |
目の上のたるみ取りにご興味のある方は
目の上のたるみ取り 施術料金
まぶた切開法 (目の上のまぶたからアプローチ) |
両目330,000円 |
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眉毛下切開法 (眉毛の下からアプローチ) |
両目330,000円 |
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※税込料金。※保険適用外の自由診療です。※標準的な施術料金です。※麻酔代は種類に応じて別途かかります。
目の上のたるみ取りにご興味のある方は
アフターケア
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Care 1
メイクは当日から可能ですが、目もとのメイクは抜糸まで控えて下さい。
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Care 2
コンタクトレンズは、術後2~3日後から使用可能です。
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Care 3
手術直後~当日はむくみや腫れが出て目が開きにくかったり、麻酔により目がかすみやすくなるため、車などの運転は控えて下さい。
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Care 4
入浴は翌日から可能です。シャワーは手術当日から可能ですが、お顔にかからない様、注意してください。
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Care 5
手術箇所に赤みが出る場合がありますが、次第に自然な肌色に戻ります。
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