頬は顔の中で最も面積が広い部位です。
そのため、ニキビや肌荒れができてしまうと目立ってしまいますよね。
にもかかわらず、繰り返し頬に肌荒れや肌トラブルが起きてしまうという女性は少なくありません。
いったいなぜ、頬に肌荒れが起きてしまうのでしょうか？
頬にできるニキビや乾燥などの肌トラブルの原因や、効果的な対処法についてご紹介します。
頬の皮膚が持っている特徴とは
健康的につやつやと輝いている頬は、それだけで顔の雰囲気を明るくしてくれます。
しかし反対に、血色が悪かったり、乾燥してカサついていたり、大きなニキビができていたりすると不摂生な印象を抱かれがち。
頬の皮膚は、顔の他の部位に比べると乾燥しやすいことが特徴です。
Tゾーンが脂っぽいからと、洗浄力が強すぎる洗顔料で顔全体を洗っている人は、頬の乾燥が進行している可能性があります。
肌の乾燥は、トラブルを引き起こす原因のひとつ。
しかし、化粧下地やファンデーションなどの成分が十分に洗浄されずに残っている状態も肌荒れの原因となるため、肌の状態や部分に合わせた適切なクレンジング・洗顔が必要です。
しつこい頬のニキビはなぜできる？
頬は、額や鼻などのTゾーンに比べると皮脂の分泌が少ない特徴があるのに、なぜニキビができてしまうのでしょうか？
女性の体内では、一か月の間にさまざまなホルモンが分泌されています。
生活習慣の乱れやストレスなどでそのバランスが乱れると、皮脂の分泌を活発にするはたらきを持つホルモンが過剰に分泌されるように。
皮脂が過剰に分泌されることで頬の毛穴に皮脂が詰まりやすくなり、ニキビを引き起こしてしまうのです。
また、頬杖をついたり顔を頻繁に触ったりする癖がある人も要注意。
手指の雑菌が頬の皮膚に悪影響を与え、ニキビの原因を作っている可能性があります。
その他に、髪が頬に当たり、毛先が皮膚を刺激することがニキビや肌荒れに繋がる場合も。
思い当たる節がある人は、一度癖や髪型などを見直してみましょう。
頬の肌荒れをケアする効果的な方法
頬にニキビができると、原因となっている皮脂を根こそぎ落とそうとしつこく洗顔したり、より洗浄力の強い洗顔料を求めたりしてしまいがちです。
しかし、ニキビができている患部は刺激に弱くなっています。
過剰に洗顔をすることで患部を傷つけてしまい、症状が悪化したりニキビ跡が残ってしまったりする可能性もあるため注意が必要です。
頬の肌荒れを軽減するためには、肌の状態をしっかりと見極めて適切なスキンケアを行うことが大切です。
しっかりと保湿し、乾燥を予防してあげましょう。
頬の血色が悪い人は、ホットタオルで温めて血行を促進してあげると効果的ですよ。
スキンケアや生活習慣を見直しても改善されないという場合は、一度クリニックでカウンセリングを受けてみるのもオススメです。
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