つるつる美肌を目指す美意識の高い女性の中で、やっている方が多い家庭用のピーリング。
今はドラッグストアで購入できるピーリング製品がたくさん出ていて、気軽にピーリングを行えるようになりました。
しかし、せっかくピーリングをしてもピーリング後の適切な肌ケアを怠ってしまうと、肌荒れを起こしてしまうこともあります。
今回はピーリング後の肌を守って美肌を手に入れる方法をご紹介します。
家庭用ピーリングの効果
私たちが気軽に購入できる家庭用ピーリングには、毛穴に詰まった角栓や角質を溶かしてくれる効果があります。
クリニックで受けることができるケミカルピーリングよりはマイルドではありますが、定期的に使うことで肌に汚れが溜まるのを防いでくれるのです。
ピーリング後の肌は、余分な角質等が剥がれ落ちた事で、通常よりも肌が敏感かつ乾燥した状態になっています。
間違ったスキンケアをしてしまうと、肌が赤くなる、肌が炎症を起こすなど、肌トラブルを起こしてしまう可能性も……。
そのため、いつもよりスキンケアには注意する必要があるのです。
ピーリング後はすぐに日焼け止めを塗りましょう
ピーリング後の肌は、敏感で紫外線の影響を受けやすくなっています。
外出時はもちろん、家にいるときも日焼け止めを塗る様にしましょう。
日焼け止めを塗らないと、少し日に当たっただけで肌にダメージを与える可能性があります。
また、ピーリング後は紫外線の影響で、シミができてしまうことがあるので注意しましょう。
ピーリング後は肌の保湿を徹底的に！
ピーリング後の肌で一番大切なケアは、肌の保湿です。
まず化粧水は数回に分けて、少量ずつ肌に浸透させながら塗りましょう。
ピーリング後の肌は化粧水を吸収し易くなっているため、手のひらで温めた化粧水を手でハンドプレスしながらゆっくりと浸透させてくださいね。
そして化粧水をつけたあとは、同じく手のひらで温めたクリームでふたをします。
指先を覆うほど少したっぷりクリームを取ったら、手のひらで顔全体に伸ばしましょう。皮膚の薄い頬やTゾーンは重点的に塗り込んでください。
赤みが少しでも出た場合は「冷やす」
ピーリング後に肌が赤くなってしまったら、すぐに赤みのある部分を冷やしましょう。
水に濡らしたタオルを赤くなった箇所置く、またはタオルに氷を包んで患部に数十分当てれば赤みの引きが早くなります。
肌が赤くなっているのに放置しておくと、顔の赤みが悪化してしまうこともあるので要注意。
痛みがあったり、赤みが引かない場合は速やかに皮膚科で診察してもらうことをおすすめします。
肌を育てるピーリングは、その分肌への負担も大きいものです。
しっかりとアフターケアをして、すこやかな肌を保ってくださいね。
アフターケア以前に、ご自身でのピーリングは注意が必要な場合も！
顔のピーリングは、基本、皮膚の古い角質や角栓などを剥がし取る（除去する）ことを言います。
ピーリングの方法は様々で、市販のものに関しては、
・スクラブで角質を削り取る方法
・酵素で汚れを浮かして除去する方法
・弱い酸（フルーツ酸など）が配合された洗顔料で徐々に角質を除去していく方法
・酸（フルーツ酸など）配合の美容液を一定時間塗布して、角質や角栓などを溶かし除去する方法
などが主に挙げられます。
使用した後は程よいツルツル感が得られる商品が多く、手軽ではありますが、実際にはクリニックなどで行なうピーリングと比べると、ピーリング剤（フルーツ酸）などの含有量が一桁少ない（微量）なため、本当の効果や高い持続性はあまり望めません。
また、市販されているピーリング剤は、上記のとおり、皮膚に過度なダメージを与えない程度のピーリング剤含有量となっていますが、中には配合されている酸に過敏症などを起こして肌トラブルを起こしたり、スクラブ剤のこすりすぎで肌に傷をつけてしまったりすることも。
また、手軽なためあまりに頻繁に行なうことでお肌の乾燥がひどくなったり、逆に皮脂分泌が過剰になり、ニキビが発生したり、悪化したりする場合もあります。
ご自身でピーリング剤を選んだ際にはパッチテストを目立たない場所で行なうなど、十分に注意すると共に、きちんと使用方法を読んで、適切な間隔でケアを行なうことが大切です。
その点、クリニックでのケミカルピーリングは、ニキビやシミ・毛穴の開き、小ジワなど、その方のお肌の状態、お悩みに合わせ最適な酸の種類や濃度、塗布時間で施術を行なうため安全に、セルフケアでは実感できない最大の効果と高い持続性が得られます。
ご自身でのピーリングで満足が得られない、肌トラブルを起こしてしまったことがある方は是非一度、クリニックでのご相談をされてみては？
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