痩身・ダイエット

「四角いお尻」ができてしまう原因とお尻を丸くする解消トレーニング

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丸く上向きのお尻は「Sライン」というボディの黄金比率の一部として、女性を美しく見せてくれますが、実際には「四角く角ばってたるみがち……」というお悩みを抱く方が近年多くなってきています。
本来丸い形をしていたお尻が四角くなってしまうのにはどんな理由があるのでしょうか。
今回は、四角いお尻ができてしまう原因と、それを解消するエクササイズをご紹介いたします。

四角いお尻ができる原因

大きなヒップであっても、ツンと上向きであればチャームポイントの1つになりますが、下垂してたるんでいたり、丸みを失って四角くなっていたりしては台無しです。
四角いお尻ができてしまう原因の1つに、運動不足が挙げられます。
「歩かない」「走らない」などの運動不足になると、本来お尻をキュッとアップする「大殿筋」や「中殿筋」などの筋肉が衰えてきます。

そうすると脂肪の比率が多い状態になり、筋肉が少ないために重力に耐えられずたるんでしまい、ウエストや太ももとのくびれがなくお尻が縦に伸びたような、全体的にメリハリのない、いわゆる「四角いお尻」に見えてしまいます。

また、お尻を触ってみるとひんやりとしているという方は、血行が鈍くなっていて脂肪がつきやすい状態になっていると考えられます。
その他にも、ウエストにくびれがなく腰回りに脂肪がたっぷりとついているために、四角く見えてしまう場合もあります。

四角いお尻を解消するには?

四角いお尻を解消する1番の方法は、エクササイズの習慣をつけ、適度に「大殿筋」や「中殿筋」などの、「お尻の筋肉」を鍛えることが重要です。
これらの筋肉を鍛えることで、お尻についた脂肪がたるむことなく支えられ、「プリッ」とした丸みのあるシルエットに改善されます。
エクササイズを続けると、自然とウエスト部分のくびれもできるので、よりメリハリのきいたスタイルが得られます。

また、エクササイズを行うことで筋肉の量が増えると、余計な脂肪が燃えやすくなるので、全体的なダイエット効果も期待できます。
また、運動によって血行が促進されますので、お尻の冷えも解消しやすくなります。
四角いお尻をできるだけはやく解消するためには、ウエストのくびれを作って腰回りの脂肪を燃焼させやすくするエクササイズと、お尻の筋肉を刺激するエクササイズの2種類を組み合わせると効果的です。

次に四角いお尻を解消するためのエクササイズをご紹介いたします。
非常に気持ちよく、デスクワークの多いお仕事の方には腰痛防止・改善効果も有りますので、お風呂あがりや寝る前など、リラックスした状態で是非トライしてみてください。

四角いお尻を解消するためのエクササイズ

・腰回り全体にアプローチする「ひねり体操」

1.床の上に膝立ちをする。両手を組んで頭の後ろに置き、膝の間を肩幅程度に広げる
2.ゆっくりと腰を回転させ、左へ体をひねる。ひねりきったら、自然な呼吸を意識しながら10秒程度静止する
3.2の状態を維持したまま、今度は左ひじを床面へ向けるように体をひねり、右脇腹をストレッチする。右脇腹が十分に伸びている状態で10秒程度静止する
4.右ひじを床面へ向けるように体をひねり、左脇腹を十分にストレッチする。右脇腹と同じく10秒程度静止します。
5.1~4までを1セットとして、左右交互に3回程度行う。

・お尻をぐっと持ち上げるエクササイズ

1.あおむけの状態で床に寝転び膝を立てる。腕を体の脇で伸ばす
2.手のひらを床面へ向け、ゆっくりと腰を浮かせていく。5秒かけて持ち上げ、首~お尻がまっすぐに伸びているようなイメージで5秒間静止する。
3.呼吸を止めないように意識しながら、5秒間かけてお尻を床へ戻す。1~3を3回繰り返す。

「四角いお尻」ができてしまう原因と解消エクササイズ

意外と自分では気づきにくいお尻の形崩れですが、人からはとくに目につきやすい部分。
鍛え上げられた美しいお尻は、見た目年齢を下げて若々しい印象を与えてくれますし、お洋服も美しく決まるようになりますので、ご自身にもっと自信が持てるようになるはず!
今回ご紹介した2つのエクササイズを日常的に取り入れて、いつまでも美しいお尻をキープしていきましょう。

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