2016年05月11日

蒸しタオルで毛穴を開いて洗顔で落とし、冷水で毛穴を引き締める洗顔のコツ

朝のメイク時などに鏡を見て、「あれ、毛穴が大きくなってる？」と驚いたことはありませんか？
毛穴の開きの原因は主に汚れや古い角質が詰まってしまうことです。

これをキレイに落とすには、ピーリングなどのスペシャルケアはもちろん毎日の正しい洗顔が重要。
毛穴の汚れをしっかりと落とし、きめ細かいお肌をキープするための洗顔のコツをご紹介します！

洗顔の前には蒸しタオルで毛穴を開いて！

クレンジングを終えたらそのまま普通に洗顔をしている、という方はその前にひと手間加えてみましょう。

まず、フェイスタオルを水に浸して軽く絞ったら500～600ワットの電子レンジで30秒～1分程度温めます。
（※取り出すときに熱くなっていることがありますので、やけどに注意してください）
温かくなったタオルを顔のサイズに広げ、顔全体に当てて3分ほど放置してください。
タオルが熱すぎた場合には冷めるまで待ちましょう。タオルが冷めるまで顎の下辺りに当てて蒸気を感じながらお肌を温めておくとより効果的です。

蒸しタオルを当てることであらかじめ毛穴を開かせて、汚れが取れやすい状態にすることができます。

たっぷりの泡をお肌に「押し付けて」洗う

いよいよ洗顔です。
洗顔料はしっかりと泡立て、優しいタッチで行うようにしてください。
毛穴の汚れが気になるとゴシゴシとこするように洗顔をしたり、1日に何度も洗顔をしたりする方も多いようですが、このような方法をとるとお肌が乾燥しやすくなってしまいます。

毛穴のつまりの原因は、メイクの洗い残しなどの汚れ、余分な皮脂、そして古い角質などが混ざり合ったものです。
お肌が乾燥するとターンオーバーが乱れやすくなり、古い角質が蓄積されて毛穴が詰まりやすくなるのです。

洗顔は1日2回、たっぷりの泡でお肌を摩擦しないように気をつけながら行いましょう。
泡をお肌に優しく押し付けるようなイメージで洗うのがポイントです。

すすぎの最後は冷水で毛穴を引き締める

仕上げに洗面器などに溜めたぬるま湯を両手ですくい上げ、優しくすすぎましょう。
すすぎの時も決して擦ったりはせずにそっと行うことが大切。

「熱いお湯で洗ったほうが毛穴の汚れが浮き上がりやすそう」と考える方も多いようですが、これはNG。
熱いお湯ですすぐとお肌の皮脂を余分に取りすぎてしまい、かえってお肌に負担をかけてしまうのです。

洗い残しがないようにきちんとすすいだら、最後に冷水でサッと顔を洗います。
こうすることで毛穴を引き締め、皮脂の分泌を抑えて毛穴の開きを防ぐことができるのです。

洗顔はスキンケアの基本です。
毎日の洗顔を少し見直せば、毛穴の汚れはきちんと落とすことができます。
日頃から正しいケアを続けていけば毛穴の状態は改善へと向かいますが、根気よく長い時間をかけて行う必要があります。
さらに、間違ったケアをしてしまうとかえって毛穴を大きくしてしまうこともあるのでセルフケアには注意が必要です。

どうしても毛穴が気になるという場合には、美容皮膚科でカウンセリングを受けてみるのも選択肢の1つです。
洗顔などのセルフケアに加え、美容皮膚科での正しい治療を受けてきめ細かな美しいお肌を手に入れましょう！