仕事関係やプライベートなどで悩み事があると、どうしてもストレスが溜まってしまいますよね。
ストレスのせいで食欲がない、何も口に通らず痩せてしまうという方がいる一方で、なぜかどんどんと体重が増えてしまうという方もいます。
ストレスを抱えているとき、私たちの体の中では一体何が起こっているのでしょうか。
今回は、ストレス太りの原因について詳しくご紹介していきます。
ストレス太りの原因とは？
現代は「ストレス社会」という言葉がささやかれているほど、常日頃からストレスを抱えている人は多いもの。
それに伴い「ストレス太り」という言葉もよく耳にしますよね。
実は、ストレスによって体重増加してしまう原因は「脳」にあります。
ストレスが溜まることによって脳の機能が低下し、「どれだけ食べても満足できない」「食欲が抑えられない」という状態になってしまうのです。
これは脳のコントロールに異常がある状態で、ストレスによって不満や悲しみ、イライラなどのさまざまな感情が募ると脳の「摂食中枢」と「満腹中枢」のバランスが乱れます。
この2つの制御ができなくなることで、過食を引き起こしてしまうのです。
また、日常のストレスがさまざまなことへのやる気を損なわせ、家にふさぎ込みがちになったり、運動不足に陥ってしまったりすることもあります。
ストレスによって過食気味になる、さらに運動不足が加わるとなると太ってしまうのは当然ですよね。
消費カロリーに対して摂取カロリーが上回ることで脂肪が蓄積されると、ストレス太りの原因となってしまうのです。
ストレス太りの解消方法とは？
・自分なりのストレス解消法を見つける
ストレス解消の方法は人それぞれ異なります。
まずは友人や家族と会話を楽しんだり、好きな音楽を聴いたりして、自分がどうすればリラックスすることができるのかを探しましょう。
マッサージやストレッチなど、体の外側からのアプローチもリラックスに効果的です。
・良質な睡眠を心掛ける
睡眠中に分泌される「成長ホルモン」には脂肪を分解する働きがあります。
寝ている間にカロリーが消費されるのは成長ホルモンのおかげなのです。
ストレスが溜まりがちになると、眠りが浅くなったり寝つきが悪くなったりしてしまいます。
睡眠前に快眠効果のあるラベンダーのアロマを焚いたり、テレビやスマホを見ないようにしたりして、良質な睡眠がとれるよう工夫しましょう。
・ビタミンCを積極的に摂取する
ビタミンCにはストレスを緩和させる効果が期待でき、パプリカや芽キャベツ、キウイやイチゴなどに多く含まれます。
なるべく自然の食物から摂取するのが理想的ですし、野菜や果物中心の食生活を心掛けることで体重増加を抑えることもできます。
ただ、常に常備できないという方は、サプリメントなどの補助食品などでもOKなので、ビタミンCを積極的にとって体の内側からストレス解消につとめましょう。
・ダイエットを意識しすぎない
ストレス太りの原因で意外と多いのが、ダイエットに夢中になるあまり、それ自体がストレスになってしまっているというもの。
食べたいのに食べれない、太ることが怖いという意識がストレスを引き起こしてしまうのです。
週に1度はスウィーツを食べる、気分転換にジュースを飲むなどの気分転換を取り入れるといいでしょう。
ダイエットの基本は食事制限や運動が主になりますが、なかなか成果が出ないとさらなるストレスを招いてしまうこともあります。
そんなときには、自分での努力と並行してクリニックで安全性の高い内服薬や、脂肪の気になる部分などには注射でサイズダウンできる治療などもあるので、併用するのもおすすめです。
これらは目に見えて効果がわかるので、自分でのダイエットにもやる気を沸かせることができます。
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