2016年12月15日

骨盤の歪みにより体系が崩れて太ってしまう理由とセルフチェック法

「最近太ってきた。」、「体系が崩れ、お腹周りに脂肪がたまってきた。」と感じるは、骨盤の歪みが原因になっているかもしれません。
もちろん、不健康な食生活や運動不足は体重増加や体系崩れと大きく関係していますが、骨盤の歪みも大きな原因となっています。
今回は骨盤の歪みにより体系が崩れる原因とセルフチェック法をご紹介します。

骨盤が歪むと太りやすくなる原因って？

１　血行の流れが悪くなる・リンパが詰まる

骨盤が歪むことで、血管やリンパが押され流れが悪くなります。
その結果、体にたまった水分もなかなか排出されず、便秘の原因や、体の代謝が悪くなる原因となってしまいます。
体内循環が悪化することで食べた分だけ太りやすくなり、ダイエットをしてもなかなか効果を感じる事ができなくなってしまうのです。

２　腸などの内臓の機能が低下する

骨盤が歪むと、内臓の配置バランスが崩れて腸や子宮などの臓器が下に下がってしまいます。
臓器が下に下がることで臓器に押されたお腹が出てきて、それぞれの臓器が本来のように機能できず基礎代謝が低下するなど健康状況に影響が出てくるのです。
また、骨盤の歪みにより神経が圧迫されることで脳にうまく神経伝達がされなくなり、食事をしてもなかなか満腹感を感じず、たくさん食べてしまうこともあります。

３　全身の筋肉バランスや、骨格が崩れる

骨盤が正しい位置になければ、体の重心が間違った部位に掛かってしまい猫背や左右の足の長さが変わってしまうなど、全身の歪みを引き起こしてしまいます。
また、全身に歪みが生じてしまったことで使われるべき筋肉が使われず筋肉量も減ってしまい、太りやすくなってしまうのです。

今すぐ出来る！骨盤の歪みの確認方法

体の歪みは、セルフチェックで簡単に診断することができます。
まずは以下の方法で、自分の体が歪んでいないか確認してみましょう。

１　足踏みテスト

床にテープなどで目印をつけその印の上に立ちます。そのまま目を閉じて太ももを高く上げ５０回足踏みをします。
そして目を開けた時に印の上に立っておらず、前や後ろに行ってしまった場合は骨盤に歪みがある可能性があるので注意しましょう。

２　普段の生活の中でチェック

普段の生活で、下記に当てはまることがないか確認してみましょう。
・仰向けに寝転がっていると足の左右の長さが違う
・歩くとスカートが回る、または上に動いてくる
・左右どちらかの靴だけいつもすり減る
この中に当てはまるものがある方は骨盤が歪んでいる可能性があります。

骨盤が歪まないようにするには普段から背筋を伸ばし、正しい姿勢で生活することが一番です。
すでにセルフチェックで歪んでしまっていることが判明した場合であっても、今から毎日正しい姿勢で生活すれば、徐々に正しい位置に骨盤が戻ります。
骨盤が歪んでしまうと、体が太りやすくなり、ダイエットの効果まで出なくなるので女性にとってデメリットばかりです。
すぐにセルフチェックを行い歪みがないか確認して下さい。歪みがあった場合は、すぐに普段の姿勢を見直し改善しましょう。