肌の老化を助長させる紫外線ですが、実は紫外線による日焼けはシワ肌を作る大きな原因にもなってしまうもの。
特に8月・9月は肌が日焼けし、シワが悪化してしまいやすい時期であるともいわれています。
紫外線が原因でシワができてしまう理由や、予防ケア方法について紹介していきます。
8月・9月はシワができやすい？ 紫外線によりシワができてしまう理由
紫外線は肌へ与えるダメージが強いため、肌老化の非常に大きな原因になる要素です。
紫外線ダメージといえば肌の日焼けが代表的ですが、実は紫外線によるダメージは肌の表皮だけでなく、肌の奥にある真皮層にまで影響を与えてしまうもの。
紫外線の一種であるUV-A波という紫外線は、雲やガラス・肌の表皮を通り抜けて真皮層にまで到達し、コラーゲンを壊してしまいます。
肌の基盤である真皮層のコラーゲンが壊れてしまうと、肌の弾力やハリが無くなるため「たるみ」や「シワ」が発生する原因に。
UV-A波はすぐに影響が現れるものではありませんが、肌の奥に蓄積され少しずつ肌を蝕んでいきます。
8月・9月は肌色が一年で最も暗いともいわれますが、それはこの時期に紫外線の量が多いわけではなく、春先から蓄積された紫外線のダメージが肌に現れてしまうため。
肌に現れた紫外線のダメージはシワを発生させやすい肌環境を作ってしまうので、この時期の紫外線対策は特に重要になります。
また紫外線に浴びた肌は、水分が奪われ乾燥に傾いてしまいます。
乾燥した肌は外的刺激からのダメージを受けやすいため、肌の弾力低下・シワやたるみが助長してしまう原因にもなってしまうのです。
シワの予防のための紫外線ケア方法
紫外線はシワを作る大きな要因になってしまうため、シワを予防するには紫外線対策をしっかり行うことが大切なポイントになります。
日焼け止めクリームを塗る・日よけ帽子を被るなどのケアを日常的に行い、紫外線ダメージを軽減させていきましょう。
また紫外線のUV-A波はガラスやカーテンなども通過してしまうため、室内でもなるべく紫外線ケアを怠らないよう気をつけることも大切なポイント。
日焼け止めクリームをつけ忘れてしまう場合には、毎日のスキンケアの中に日焼け止め効果のある化粧下地を使うなどの工夫を取り入れ、塗り忘れを防いでいくと良いですね。
日焼けをした後のスキンケア方法
紫外線対策を行っていても、思ったより日差しが強く日焼けをしてしまうこともあります。
日焼けをしてしまった場合には、肌が乾燥しシワができやすくなってしまうため保湿ケアをしっかりと行っていくことが大切です。
まずは日焼けしてしまった場所に化粧水をたっぷり使い、肌に水分を補っていきましょう。
化粧水の後は美容液や乳液を使い、肌に水分をしっかり定着させていきます。コットンに化粧水を含ませパックを行うのも良いですね。
また冷やしても良い化粧水を冷蔵庫などで冷やしてから使用するのもオススメ。
日焼けをして熱を持った肌を冷却することで、肌のダメージを軽減することができます。
ただ火傷のような痛みを伴い化粧水も付けられないような日焼けをしてしまった場合は、濡れたタオルなどで患部を冷やし、様子を見て皮膚科への受診を検討しましょう。
毎日コツコツと紫外線ケア行うことが、シワ肌予防では重要になってきます。
先を見据えたケアを行い、これからの季節に備えましょう。
ただ、セルフケアだけではちょっと不安、という方、また、すでにシワが出てきてしまっている方は、
クリニックで、より強力なシワ予防治療やシワ改善法を相談するのも良いと思います。
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