ほくろ

増えるのは病気やストレスのサイン…!? 意外と知らない「ほくろ」の種類

病気のサインな場合も……!? 意外と知らない「ほくろ」の種類

お風呂に入っているときや、着替えを行っているときにふと自分の体を見ると「あれ、こんなところにほくろができている」と新たなほくろに気付くことはありませんか?
年齢を重ねるごとにほくろは増えていきますが、特別に大きなものでない限り、とくに気にしないという方が多いでしょう。

しかし、顔の目立つところにできてしまったり、ふくらみがあるほくろができてしまったりすると、どうしても気になってしまうこともあります。
さらに、ただのほくろだと思っていたものが、時に病気のサインとなっていることもあるのです。

今回は、ほくろができるメカニズムや種類などについてご紹介いたします。

「ほくろ」ってなぜできるの?

・紫外線

ほくろには「生まれつきのもの」と「成長途中で出現するもの」の2通りがありますが、年々ほくろが増えていくのは、紫外線が大きな原因となっています。
紫外線が肌にとってさまざまな影響を与えることは有名ですが、紫外線を浴び続けてしまうことで肌にあるメラノサイトという成分が刺激され、メラニン色素が生成されます。
メラニン色素はシミやそばかすを作る原因となるものですが、ほくろもこれと同じ。
もともとは肌色だった皮膚がメラニン色素によって着色されて、薄茶色から黒っぽいほくろとして現れます。紫外線を浴びたら浴びただけ、ほくろが増えるリスクが高まるのです。

・ストレスや寝不足

生活習慣の乱れや疲労によるストレス、寝不足などもほくろの原因となることがあります。
ストレスや寝不足はホルモンバランスを乱したり、肌のターンオーバーを低下させたりします。
ホルモンバランスが崩れて、成長ホルモンの分泌が正常に行われなくなると、ほくろの原因となるメラニン色素を排出できなくなってしまうのです。
また、ターンオーバーが低下することによって肌の再生が遅れてしまうと、古くなった角質や細胞が排出されなくなり、これもほくろの原因となります。

ほくろの種類とは?

ほくろには平らなものや盛り上がったものなど、さまざまな種類があります。
メイクで隠せる程度のものだと気にはなりませんが、ファンデーションだけではなかなか隠せないとお悩みの女性も多いもの。
とくに、大きく盛り上がったほくろが顔にできてしまうと、その人の印象を左右してしまうこともあります。

ほくろは医学用語で「色素性母斑」や「母斑細胞母斑」と呼ばれ、一種の腫瘍です。
腫瘍といっても一般的なものは良性なので大きな心配は必要ありませんが、中には悪性のものもあり、皮膚がん(悪性黒色腫(メラノーマ))の場合があるので注意が必要です。
ほくろが急に大きく盛り上がってきた、色が濃く変化してきた、形がいびつでデコボコとしているなど、ほくろに気になる点がある場合には速やかに医療機関を受診しましょう。

ほくろを作らないためにはどうしたらいい?

病気のサインな場合も……!? 意外と知らない「ほくろ」の種類

一度ほくろができてしまうと、なかなか消すことはできません。
ほくろでのお悩みを解決するためには、これ以上新たなほくろを作らないように予防することが大切です。
紫外線予防を徹底する、良質な睡眠をたっぷりとる、ストレスを溜めすぎないなど基本的なケアをしっかりと行っていきましょう。

また、湯船に浸かって体を温める、こまめに運動を取り入れるなどで血行を促進させることも大切なポイントに。
血流が良くなると、ターンオーバーが整えられてメラニン色素が排出されやすくなります。体内環境を整えることはほくろ予防に効果的です。

顔などの目立つ場所にほくろがあると、人の目線が気になるという方も多いでしょう。
ほくろの予防ではなく完全に除去したいという場合には、クリニックでの治療がオススメです。
しっかりと診察してくれて、ほくろの種類や大きさによって施術を選べるので安心して除去することができますよ。
ぜひ一度カウンセリングでご相談してみてくださいね。

【銀美(銀座美容外科クリニック)】のほくろ取り治療

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